12月定例会報告

 

 暖冬といっても、朝夕は寒さが厳しくなっています。神奈川通公園のイチョウは黄葉、ケヤキは紅葉し、秋の深まりを味わえる公園になってきました。コロナ感染は弱まり始めましたが、今度はインフルエンザが待ち構えているとのこと、なかなか元に戻れない状況です。

12月1日、定例会を開き、下記のことを話し合いましたので、その時の内容を報告します。

  1. 日時 12月1日(金) 午後7時~
  2. 場所 神楽殿
  3. 内容

連町関係

  • 第39回神奈川区社会福祉大会

日時:令和6年2月1日(木)場所:神奈川公会堂

内容:第1部 社会福祉功労者感謝状贈呈式

   第2部 活動発表(予定)

  • 令和6年神奈川区消防出初め式

日時:令和6年1月6日(土) 10:00~12:00

内容 ①式典:表彰 ②演技:区内学校演技、救助演技、一斉放水

   ③ふれあい:車両展示、消防車両乗車体験、ミニ防衣着装体験、はしご車搭乗体験(事前申込

者)

(3) 第29期青少年指導員候補者の推薦について

     任期:2年(令和6年4月1日から令和8年3月31日)

     基準年齢:原則として18歳以上70歳未満の方、再任の場合は75歳未満の方

   (4) 横浜市立図書館臨時休館のお知らせ

       令和5年12月25日(月)~令和6年1月14日(日)

    (5) 「防犯対策電話録音機」の無償貸し出しについて

      ①65歳以上の単身世帯

      ②65歳以上のみの世帯

      募集期間:令和5年12月1日(金)から先着順

(6)神奈川区小学校音楽フェスティバルについて

     開催期日:令和5年12月2日(土)10:30~12:40 場所:神奈川公会堂

(7)神奈川自治連合会研修旅行

  ・日程 令和6年2月18日(日) 報徳二宮神社、小田原城、箱根湯本方面

  例年。町会役員さんが参加し、他の町会の役員さんとの交流を図ります。費用(1人6,000円)は町会

費で負担します。

(8)令和6年3月17日(日)グランドゴルフ大会 2月定例会に参加者名簿提出

   大会参開催分担金(1,000円)、参加費(1人100円)は町会の方で負担します。

 

町内会関係

(1)球根植え会について、

・ご協力ありがとうございました。チューリップの球根は植え終わりました。

12月9日(土)10:00より公園活動があります。ご協力お願いします。

(2)住宅用火災警報器一斉点検について 

   ・10年を過ぎると、何もしなくても急に連続音がしてきます。「電池切れ」と思いますが、メーカー

によって、電池交換では機能がしない場合があります。この場合は再購入になります。

近所迷惑になるような大きな音は出ないようです。早めに点検してください、ご自分でできない場

合は、消防署の方へ依頼すると、点検に来てくれます。

(3)防災訓練について 

・「防災訓練実施中」ののぼりを1週間掲示板のところに掲揚し、皆さんの意識を高めることにしま

す。

(4)年末助け合い・共同募金について

・各10,000円ずつ町会費から拠出しました。

(5)防犯パトロール

12月27日(水)~12月29日(金)の予定でしたが、12月28日(木)、12月29日(金)の2日間に変更しました。(会長が連町の会合と重複したため)

内容

 ・時間  8:00~

 ・神社境内へ集合し、町内を1回巡回し、流れ解散

 ・参加形式

28日・・・1班、2班、3班、4班、5班、

29日・・・6班、7~9班、8班、10班、11班、役員      

(6)節分追儺式

期日 2月3日(土) 時間 9:00~11:00

お手伝い 5人ぐらいお願いしたい。

まだ、神社の方から要請がありませんが、年男・年女の希望者がおりましたら、連絡してください。

    ・詳細が分かりましたら、後日、連絡します。

(7)1月の定例会はありません。 2月の定例会・・・2月1日(木)に予定

(8)連合町内会の新春の集いは、まだ計画されていません・・・中止

    (9)喜寿・米寿の対象者がおりましたら、連絡してください。

       ◎ 後日回覧を回します。                                                                                  

・喜寿祝い

町会員の同居家族で、1946年(昭和21年)4月2日から1947(昭和22年)4月1日生まれの方

・米寿祝い

町会員の同居家族で、1935年(昭和10年)4月2日から1936(昭和11年)4月1日生まれの方

    ・成人祝い

    (2003年)平成15年4月2日から(2004)年平成16年4月1日生まれの方

(10)推薦員会より

現在のところ会長、会計候補者が見つかっておりません。多くの方に関心を持っていただき、令和6年度からの町会の運営に支障をきたさないように、皆さんのご協力をお願いします。

 以上

11月定例会報告

 

111日(水)一月振りに定例会を行いましたので、その時の内容を報告します。

 球根植え会 

1111日(土)1000~ 神奈川通公園で行います。

漸く、町会の行事も行えるような状況になってきました。公園での作業ですので、皆さんで作業を行いましょう。多くの人のご協力をお願いします。

  • 防災訓練 

例年12月に行っていた防災訓練は行ないません。

防災訓練を行うためには夏ごろから諸機関との連絡調整を行っておかなければなりません。準備期間がありませんので、今年は中止いたします。

防災訓練の意識を啓蒙するために、「防災訓練実施中」ののぼりを1週間掲示板のところに掲揚し、皆さんの意識を高めることにします。

  • 年末助け合い・共同募金について

未だコロナ感染が完全に治まった訳ではないので、ここ3年ほど各10,000円ずつ町会費から拠出していましたので、今年もこの範囲で行うことにしました。

  • 防犯パトロール

1227日(水)~1229日(金)に実施します。

時間 730分から900

コロナ騒ぎ前は、例年、班長さん、有志の方の協力で実施してきました。ここにきて、このような行事を途絶えさせないために、有志の人を中心に行うことにしました。

内容

 730830・・・懇談会 830900・・・パトロール

     コロナ感染が完全に治まった訳ではないので、神楽殿での飲食は取りやめ、

    持ち帰ってもらうことを考えています。  

5)節分追儺式

期日 23日(土) 時間 9001100

お手伝い 5人ぐらいお願いしたい

・班長さんの中でも何人かの人が声を上げてくれました。多くの人がご協力し

てくれ、このような行事が楽しめたらと思います。

・年男、年女をご希望の方は直接神社の方へ申し出てください。

612月は未定です。1月の定例会はありません。 2月の定例会・・・21日(木)

に予定

7)連合町内会の新春の集いは、まだ計画されていません

(8)「腔内ケア研修会に参加して」の資料を回覧しました。

  1028日(土)、地区センターで行われた研修会のメモです。

  寿命・・・生命を維持できる期間 

健康寿命・・・健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間]

 

2019(令和元年)

 

男性

女性

平均寿命

81.41

87.45

平均健康寿命

72.68

75.38

   

健康を維持するためには、色々な食べ物を十分摂取することが欠かせません。そのためには、健康な歯の維持、食べるための顎の動き、頬の筋肉の働き、舌の動きの滑らかさが必要になります。

研修を受けて、普段、この3つの動きについてはほとんど意識していないことに気が付きました。配布された「お口の体操」を1つでも試みると、「この運動がうまくいかないなぁ・・・」と気付くことがあるかもしれません。1度試みてみると、ためになるかもしれません。

配布プリントは「稲荷会町内会のホームぺージ」 or 「 https://inarikai.web.fc2.com/」で検索すると、見ることが出来ます。

 

以上

 

7月定例会報告

 

 7月4日(火)、午後7時より、7月の定例会を行いました。その中で話し合われた内容をお伝え致します。

 

  1. 社会福祉協議会と町内会の関係について

社会福祉協議会の設立

昭和24年GHQが社会福祉に関する協議会の設置を指示し、昭和26年「中央社会福祉協議会(現在の全国社会福祉協議会)及び都道府県中央社会福祉協議会が設立され、その後、順次、市町村社会福祉協議会が設立された。

日本のモデルとなった米国の社会福祉協議会は、共同募金との連携のもとに福祉計画の策定を担い発展し、公的機関も参加する存在感のある組織であった。

    社会福祉協議会の目的

民間の社会福祉活動を推進することを目的とした営利を目的としない。

  

◎ 参考:米国の社協は1950年代が全盛期のようであり、その後衰退し、現在では米国では社協は殆ど存在していないようである。

 組織

        民生委員・児童委員、社会福祉施設・社会福祉法人等の社会福祉関係者、保健・医療・教育など関係機関(この中に連合町内会、各委員会、各部の代表者が含まれています。)などが構成員となっている。

 

欧米諸国との違い

 日本と欧米諸国とは町づくりの土壌が違っています。日本は寺社を中心に町づくりが行われてきましたが、欧米諸国は企業や財団が中心になり、町づくりが行われてきました。従って、日本では行政の住民サービスの一部を町内会などが担うようになっていますが、欧米諸国では住民サービスは企業や財団が中心となって行われており、町内会のような組織は必要がなく、存在していません。

  

  1. 指名委員・役員・委員公募について

    指名委員・・・下記の3名様に決まりました。

     略

     ・3名を中心に会長・役員等の候補者の選出をしていきますが、皆様のご協力をお願いいたします。

役員・委員の公募立候補・推薦候補

 下記の要項に基づいて公募いたします。

(1)公募期間 7月1日~7月31日(期日は弾力性を持って考えています。)

(2) 公募する指名委員・役員・委員  

1.会長     1名     1.民生委員           1

2.副会長       1名      2.青少年指導委員        1

3.女性部長     1名       3.スポーツ推進委員       1

4.会計     1名          4.地域防犯連絡所(防犯部長)  1

5.会計監査     1名           5.家庭防災員連絡員(家防部長) 1

6.環境事業推進委員       1

7.保健活動推進委員       1

8.交通部長           1

3.応募方法 応募用紙(後日配布します。)に必要事項を記入し、会長宅か指名委員宅へ応募して下さい。

◎ 後日、掲示いたします。

 

町会を運営しようという人の立候補、推薦をお願いします。

 

  1. グランドゴルフ大会の申し込みについて

2名ほどの申し込みがありました。まだ十分余裕がありますので、奮って参加してください。

4. 2022年度事業実施報告書につてはご承認いただきました。

5. 2023年度事業実施計画書につてはご承認いただきました。

6. 会費徴収について

   コロナ感染の影響で、先月まで、連合町内会や役所の動きを見ておりましたが、徐々に回復が見られ、いろいろな行事が開催される動きが出てきました。また、各協会、委員会への分担金も拠出することになりましたので、遅くなりましたが、以前のように町内会費を徴収することにしました。今後ともご協力のほどお願いいたします。

7. お祭りについて

   ここ2年、コロナ感染の影響で、町会としてはお祭りへのご協力が出来ませんでした。コロナ感染が弱まり、マスクの着用が個人の判断に任されるようになりましたが、人の多く集まるところでは、まだマスクの着用が勧められています。

   この2年間が人によっては長く感じた人もいると思います。その間に、町内会の人の高齢化も進みました。これからのことを考えると、今の時を節目と考え、「お祭りへの対応を一考したら・・・」 

という考えも生まれてきました。

   先日の定例会では、この時期は、まだたくさんの人が集まることには警戒心が必要であり、特に、飲食を伴うことは警戒した方がよいということになりました。このことを踏まえ、皆さんで、下記の共通理解のもとに、今年のお祭りに対応していくことにいたしました。皆様のご理解をお願いいたします。

   (1)神酒所の設置

       神酒所を設置して、寄付を受付いたします。

(2)会場の設置

  境内の飾りつけ・・・神社側

  町内会が運営する夜店・・・町内会

  期日・・・7月29日(土)(総代会でこの日を予定しています。9:00頃から一緒に行いたいと思います。)

   今まで、神社境内の会場設置を稲荷会町内会が行ってきましたが、皆さんの高齢化が進み、旧来の形態を継続していくことは難しくなってきました。町内会の皆様で出来る範囲ということを考え、町内会としては、町内会で出店する夜店の範囲の提灯等の設定に限定することにいたしました。

   神社関係の装飾等については神社側でお願いいたします。総代会で、個人的にご奉仕していてくださっている方には、謝礼をという案もありました。

(3)夜店について・・・飲食が伴わない店

   コロナ感染が衰退していたといえ、まだ万全とは言えません。飲食を伴う夜店は警戒する必要を考え、マスクの着用のままできるヨウヨウ釣りやゲームの範疇の夜店を考えました。

(4)盆踊りについて・・・中止

   例年、前半後半の2部にわたり行い、休憩時間では飲食を伴うサービスを提供してまいりましたが、飲食を伴ことは警戒を要するし、また、遅くまで多くの人が残り、集うことには警戒が必要とみて、今年の盆踊りは中止にすることに至りました。

(5)山車について・・・出さない

   町内会に子供たちが少なく、例年引手が不足しております。小さなお子様が参加するためには保護者の付き添いが欠かせません。まだコロナ感染が警戒レベルの中では、小さなお子様への配慮は特に必要ということを考え、今年は山車を出さないことにいたしました。

(6)神輿の接待

  ・給水の接待・・・行わない

    多くの人がマスクの着用なしで集うことが予想されます。その中で、給水等に携わる人には警戒心が強く働きます。そのような状況で、町内会としては依頼することはできません。従いまして、給水等は行いません。

  ・初払いの接待・・・セッティングと後片付け

    飲食の準備は神社側で行うことになっており、町内会ではセッティングと後片付けのお手伝いをいたします。

(7)お祭りの跡片付け・・・8月12日(土)

  8月12日(土)の午前中に予定しています。時間等については、後日連絡いたします。

以上

6月定例会報告

 

 6月1日(火)、午後7時より、6月の定例会を行いました。その中で話し合われた内容を伝え致します。

 

(1)神奈川警察より

  神奈川地区内で、オレオレ詐欺被害が出ております。今年に入って既に、1900万円ほどの日があったとのことです。また、自転車、オートバイの盗難が増えています。

・声かけの勧め

  不審者と思われる人を見かけた時、見て見ぬふりをせず、「お早うございます・・・」とか、「今日は・・・」と声を掛けたらという話がありました。見知らぬ人と挨拶することは行い憎いことですが、もし不審者がオレオレ詐欺などに関係している人であったら、この声かけで、「犯行に及ぶ気が弱まることも考えられます。」という話がありました。

 神奈川地区内では自転車、オートバイの盗難が増えているとのことです。神奈川新町駅近くで、時々放置自転車を見かけます。駐輪違反をする人は決まっており、ラベルが張られても、同じことを繰り返しています。役所へ連絡しても、回収に来るのは2か月に1度なので、解決が難しいです。敷地内に置くことが出来ない場合は、施錠し、自宅側に置くよう心がけてください。

 

(2)神奈川連合町内会より

  9月10日(日)、神奈川小学校校庭で、グランドゴルフ大会が予定されています。7月の定例会で、参加者名簿を提出することになっております。別紙の参加申込書に必要事項を記入して、会長宅まで届けてください。

 大会参加については1町会1000円の参加費、個人1人100円の参加費が必要になりますが、参加費につきましては、町会費を充てますので、多くの方の参加を期待しています。

 

(3)5月の定例会の振り返り

  町会が役所と町会の皆さんとのパイプ役を担っていることを確認しました。現状においては、町会を無くすと、われわれの日常生活に支障が出てきてしまいます。役所からの依頼が多く、不合理な面が多々ありますが、政治的な問題が絡んでいることもあり、1町会で解決することは難しい状況にあります。

 

 

(4)指名委員会について

 中々委員になって下さる方が出て来られないので、当惑していましたが、会議の後半になって、何とか2名が決まり始めてきました。あと1名の方を探しています。班長さんを始めご近所で話しかけを行い、あと1名の選出する運びになりました。「私がやってみる・・・」と思われる方は、ぜひ、声を上げてください。

 

(5)町会と神社との関係について

 町会の始まりは、隣組、部落会などから始まり、神社の行事等を通して、住民が集うようになり、つくられてきました。稲荷会町内会も節分祭、夏のお祭り、元旦祭などを通し、昔から長い関係を保ってきています。笠のぎ神社に関係する町内会には新町、亀住町、立町、浦島丘などの町内会がありますが、笠のぎ神社は稲荷会町内会の中にあり、稲荷会町内会は他の4町内会とは違い、お互いに深い共存の関係にあります。

  以上のことを鑑みて、お祭り等に際しては、「出来る限り多く人が協力行きましょう。」との方向性が出てきました。お祭りは、例年8月の第1週の土、日に実施されています。今年の規模内容は未定ですが、コロナ感染防止以前の内容が予想されます。しかし、稲荷会町内会の皆様も高齢化が進み、以前のような内容そのままには対応出来ないと思います。その当たりは、神社の方のご理解が必要と思われます。

 

(6)花苗植え会

  6月6日(日)、町内会の有志の方で、マリーゴールド、サルビア等の草花の苗を花壇へ植えました。ご協力くださった皆様には例年通り、手当500円、茶会代500円の合計1000円を支給しました。

(7)公園活動

  6月10日(土)、町内会の有志の方で、月例公園作業を行いました。ご協力くださった皆様には手当500円を支給しました。

 

(8)神奈川新町駅改良工事について

6月6日(木)東神奈川会館で、神奈川新町駅改良工事について、関係町会長、区役所職員に説明会がありました。

主な工程

2023年7月~2026年3月 駅バリアフリー化

2024年10月~2027年3月 駅舎・現業事務所ビル改築

2026年4月~5月 現存駅舎撤去

2026年4月~2027年3月 新設歩道橋整備(国道側)

2027年4月~2027年9月周辺道路・駐輪場工事

2027年10月~2029年3月 新設保線跨線橋整備「既存鉄道関連施設解体」

   

5月定例会報告

 

 季節は初夏を迎え、公園の草木はのびのびと躍動し始めました。我々もコロナ感染が衰退し始めたので、新鮮の空気をいっぱい吸い、活動が出来そうになってきました。でも、まだ油断は禁物です。

 5月8日(月)に定例会を開くことが出来ましたので、かいつまんだ内容を報告いたします。

1.新役員紹介

 役員の改選などが出来ませんでしたので、大変申し訳ないことですが、今までの方に継続して頂きました。また、各班の班長さんについては、下記の通り決まりましたので、ご連絡いたします。

  略 

2.役員推薦委員会設置

 永年在職してきました現会長は、年齢、体力等を鑑み、来年3月をもって辞させてもらうことにしました。つきまして、早急に推薦委員会を設置し、後任の方を選出していただきます。出来れば、8月頃までに選出いただき、来年の3月まで一緒に活動し、順調に引き継げたらと思っています。皆様のご協力をお願いいたします。

 

3.町会とはどういうものか

 今まで、私たちは、「町会がどんな団体なのか・・・」と考えず、町会という乗り物に乗り、そのまま乗り続けてきたと思います。普段、何かの乗り物に乗る時、「この乗り物は何処へ行くのか、安全なのか・・・」と皆さん考えると思います。

そこで、町会について、皆さんでざっくばらんに思ったことを自由に話し合いました。

*町会がなくなったら、何か困ることがあるのか

 ・ごみ、街灯、公園の使用、連町との繋がり(避難訓練等の行事)、神社との繋がり

・・・途絶えます。

・役所からの連絡、警察(防犯)・消防署(防災)との繋がり、福祉関係との繋がり

・・・個人対応になります。

・毎月定例会を設ける必要があるか

・・・掲示板などの使用により回数は減らせる。

・町会でやることを精選できないだろうか

・・・皆さんで考えれば、精選できる。

・高齢者の集まりで運営できる方法を考えてみたら

・・・会合の精選、班長の仕事の削減等が考えられる

 ・役所関係からの依頼が多い

・・・減らすことは1町会では不可能

 ・今日参加していない人の考えも聞いてみる

・・・町会の存否の2者択一のアンケートは安易、維持を前提で、改善点を問うアンケートなら可能(誰がアンケートをつくり、集計するかが課題)。

 ・連合町内会についても、考えることがあるのでは

   ・・・各種委員会等が連合と連携して活動している面があるので、支障が出てくる。

 ・町会を維持するには、会員に責任が生まれてくる

   ・・・役員だけに責任を負わせず、会員1人1人の責任の自覚が必要。

資料

・町会ない市がある(財政的にゆとりのある市)

・欧米の先進国には町会という言葉がなく、町会そのものがない。

・日本のような町会制度はアジア諸国に限られる。

 

今までこのようなことを、皆さんで考えてみることがありませんでした。これからは、高齢化社会が進む中で、皆さんで連携し、どのように助け合っていくかが目の前の課題になっています。

横浜市における自治会町内会の沿革では、「自治会町内会は、地域住民相互の連帯感を育て、地域の福祉・環境・防犯・防災等、様々な課題に取り組みながらまちづくりを進めていく自主的な団体です」と示されている。

町内会云々・・・等考えるにあたっては、「町内会がどういうもので、どのようにしてつくられてきたか」と考えてみることが必要と思われます。

日本の町会制度は、町会が行政(役所)と住民との間のパイプ役になり、住民の皆様の生活向上等を目指しています。一方、先進国には、日本のような町会制度はありませんが、町会に代わるものとして、コミニティー委員会があります。このコミニティー委員会は行政(役所)から独立しています。つまり、行政とのパイプ役は果たしていません。

日本と先進国の間で、この違いがあるのは何故でしょうか。それは歴史と風土にあると思われます。生物界では必要なものは残され、不必要なものは淘汰されて進化が進みます。人の世界の出来事でも、同じことが考えられるのではないでしょうか。日本の住民にとって、現在の町会制度が必要だったから残されてきたと思われます。

しかし、現在は色々な面で変わろうとしています。例えば、マンションがつくられ、管理組合という制度が生まれました。管理組合は先進国のコミニティー委員会に似たところがあります。町会を廃止した市もあります。ごみを家庭ごとに回収するようにした市も出てきました。

「行政サービスは、行政側が個々の家庭を対象に行うのが原則で、町会がパイプ役を務めるものではありません」とは言っても、「現状で、このことが実現可能でしょうか」という疑問が残ります。

行政サービスを充実させるためには、それなりの人と財源が必要となります。町会を廃止した市、ごみを家庭ごとに回収するようになった市は、「共に財源が豊である」と聞いています。そのことから考えると、「先進諸国は財源が豊かなのでは・・・」と思われます。

ロンドンでは、「カウンシルタックス」という地税があります。また、欧州には税金は高いけど福祉、介護サービス、教育が充実しているという国もあり、そういう国は税負担が高くても幸福度が高いという調査結果が出ています。

色々な課題がありますが、日本では、行政サービスの一端を町会制度が担っていることで、税金の負担が少なくなっている面もあるようです。町会制度がどのように進化していくかは分かりません。住民の意向で、必要なら残され、不必要なら淘汰されていくと思われます。わが町会でも皆様の良識な判断が求められると思います。

 

以上

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